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ピロリ菌

ピロリ菌と尿素呼気試験について

 

ヘリコバクター・ピロリ菌(ピロリ菌)は胃炎、胃十二指腸潰瘍、胃がんの発症の一因と考えられています。

このピロリ菌に感染しているかどうかを調べる方法は何種類かありますが、当院ではその中でも精度の高い尿素呼気試験を行っています。

尿素呼気試験とは、検査薬を服用する前後の呼気(パックに息を吹き込みます)を使って診断する方法です。検査は約30分で終了し、すぐに検査結果が出ます。

尿素呼気試験を健康保険適応で受けられる方

①胃カメラや胃のレントゲン(バリウム)検査で胃潰瘍または十二指腸潰瘍と診断された方
②胃カメラで胃炎と診断された方
③早期の胃がんを内視鏡で治療された方
※健康保険の適応のない方でも自費(約6000円)で検査を受けることができます

 

ピロリ菌の除菌方法

抗生物質2種類+胃酸を抑える薬1種類を朝食後と夕食後に1週間内服していただきます。この間飲酒は一切できません。除菌が成功したかどうかは約2か月後に尿素呼気試験を行って判定します。除菌は90%以上の方で成功しますが、不成功だった方には抗生物質を変更し2次除菌を行います。ここまでは健康保険の適応です。内服中にまれに軟便、下痢、発疹、味覚障害、発熱などの副作用を起こすことがありますので、このような症状が出現した方はすぐに内服を中止して担当医にご相談ください。

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