大腸内視鏡検査 (大腸カメラ)
大腸カメラについて
大腸カメラ(大腸内視鏡検査)とは、内視鏡(カメラ)を肛門から盲腸(大腸の一番奥)まで挿入し、大腸全体を観察する検査です。
大腸がんのほとんどは小さいポリープ(腺腫)が徐々に大きくなってがんになると考えられています。そのため、腺腫の段階で切除してしまえば大腸がんは予防することができます。にもかかわらず、大腸がんの死亡数が全てのがんの中で男性で第3位、女性で第1位となっているのは、いかに大腸カメラを受ける人が少ないかを意味していると思います。
大腸カメラを受けない理由として、大腸カメラに対する悪いイメージ(検査中がすごく痛い、腸をきれいにする洗浄液を飲むのが辛い、おしりを見せるのは恥ずかしいなど)があると考えられます。ところが、今はカメラそのものやカメラの挿入技術が進歩し、また洗浄液の味も改良されているため、一昔前よりもかなり受けやすい検査となっております。
当院では鎮痛剤や鎮静剤を使用した苦痛の少ない検査を心がけておりますので、今まで大腸検査を受けて辛かった方も安心して検査をお受けください。また毎週火曜日は女性医師が大腸カメラを担当していますので、女性の方も抵抗感が少なく検査を受けて頂けると思います。

当院の大腸カメラの8つ特徴
内視鏡専門医による検査
当院の胃カメラ検査・大腸カメラ検査では、必ず日本消化器内視鏡学会の専門医が検査を担当します。
検査の「苦痛の少なさ」や「検査の精度」は医師の経験により大きく変わります。
鎮痛剤と鎮静剤を使用した
苦痛の少ない内視鏡検査
当院では、患者様の年齢、性別、体重を元に適切な量の鎮痛剤と鎮静剤を使用し内視鏡検査を行います。ウトウトとした状態で検査を行うため、麻酔とは違って声をかければ目が開く程度です。なお、ご希望に応じて鎮痛剤や鎮静剤の量は調節できます。もちろん全く使用しないで検査を行うことも可能です。
女性医師による大腸カメラ
毎週火曜日の内視鏡検査は女性医師が担当します。また、火曜日午後の内視鏡検査はレディース枠として女性の患者様だけを対象としますので、女性医師による検査をご希望の女性の方は予約時にお申し付けください。
炭酸ガスで負担を軽減
当院では、内視鏡検査中の送気を炭酸ガスで行っています。内視鏡検査中はポリープなどを発見しやすいように胃や大腸をふくらませるのですが、その際、お腹の張りが出にくい炭酸ガスによる送気を行うため、検査中や検査後のお腹の張りは軽くて済みます。
大腸カメラのスコープについて
当院では、オリンパス社製の最上位機種のスコープを使用します。なお、極めて細いスコープも用意してありますので、開腹手術などで腸に強い癒着のある方でも検査を受けていただくことが可能です。
徹底した衛生管理
当院では、日本消化器内視鏡学会が推奨している方法で内視鏡機器の洗浄や消毒を行うとともに、内視鏡洗浄管理システムによる徹底した洗浄履歴や洗浄液濃度の管理に努めています。
土曜日もできる内視鏡検査
武蔵小山胃腸内視鏡クリニックでは、お仕事が忙しくて平日に休めない方にも胃カメラ・大腸カメラを受けてもらえるよう、土曜日の午後も検査を予約できるようにしています。
大腸カメラと同時にできる大腸ポリープ切除
当院では、大腸カメラと同時に大腸ポリープを切除することが可能です。
ただ、抗血栓薬(血液をサラサラにする薬)を内服している方などは大腸ポリープを切除できないこともありますので、大腸カメラを予約する際にご相談ください。
なお、大腸ポリープを切除した場合は、切除後7-10日程度は飲酒・スポーツ・重労働・旅行(出張)などができませんので、大腸カメラと同時に大腸ポリープ切除をご希望の方は予定のない時に予約をしてください。
また、切除できる大腸ポリープには大きさ(15㎜くらいまで)や個数(5個くらいまで)に制限がありますので、予めご了承ください。もし、当院で切除できないような大腸ポリープが発見された場合には、しかるべき医療機関へご紹介させていただきますのでご安心ください。

大腸カメラ検査の「苦痛の少なさ」や「検査の精度」は医師の経験により大きく変わります
大腸カメラに限らず内視鏡検査時の苦痛は、いくら設備が整っていても、実施する医師の経験・技量によりどうしても左右されるところです。また検査の正確性、つまり大腸がんや腸内の異変をしっかり発見できるかどうかは、その医師が実際にどれぐらい大腸カメラを経験してきているのかにより精度に差がでるものです。
内視鏡検査の結果を遠隔診療で
胃および大腸カメラで組織検査(生検やポリープ切除など)を行なった場合の結果説明は、通常1~2週間後に再度来院していただいて行うのですが、ご希望の方には遠隔診療(予約制)を行なっておりますので、来院せずにお手持ちのパソコンやスマートフォンでテレビ電話をしながら説明を受けていただくことが可能です。
《このような方は大腸カメラをお受けください》
・腹痛、下痢、便秘、血便などの症状がある方
・最近便が細くなったと感じられた方
・検診で便潜血検査が陽性で精密検査が必要と言われた方
・近親者に大腸ポリープや大腸がんになった方がいる方
・50歳以上なのに大腸内視鏡検査をお受けになったことがない方
《大腸カメラでわかる代表的な病気》
・大腸がん ・大腸ポリープ ・粘膜下腫瘍 ・大腸憩室 ・潰瘍性大腸炎
・クローン病 ・悪性リンパ腫 ・アメーバ性大腸炎 ・虚血性腸炎など
大腸カメラ検査の流れ
・検査前日(自宅):消化の良いものを食べ、夕食後に下剤を内服していただきます。
・検査当日(自宅):来院時刻の4時間前から洗浄液を飲みはじめ、排液を透明に近い状態にしていただきます。
・検査当日(院内):検査直前に鎮痛剤と鎮静剤の静脈注射を行います。
検査はウトウトした状態で行われるため多くの方は検査中のことを覚えていないほどです。検査は約15分で終了し、検査終了後は40-50分くらいベッドでお休みいただいた後に検査結果の説明を聞いていただきます。なお、鎮静剤の影響で眠気が残ることがありますので、検査当日の自動車や自転車の運転はできません。
なお、当院では基本的にご自宅で洗浄液を内服していただきますが、院内での内服をご希望の方はご予約の際にご相談ください。

武蔵小山胃腸内視鏡クリニック
内視鏡内科・胃腸内科・内科
胃カメラ・大腸カメラ

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臨時で休診する場合もございますので、お知らせもご確認ください。

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